『人形遣い』リーシェ

リセリア・レンフィールド。
或いは家名無く、リーシェ。
没落魔道家レンフィールドの鬼札として、将来を嘱望された天才。

アルストロエメリアと、花の名を冠された美しき魔女。
自身ではその称号を好んではいないらしい。
と云うのも魔術の技量如何とはまるで関係の無い冠であるからだとか。

王立魔法院に学び、最年少にして第一階梯の候補に上がるも、それに絡む数々の思惑と確執を厭ってそれを固辞。親類縁者の非難を他所に、好機とばかりに学院を去り、もののついでと一族とも縁を切る。

……敵には決して容赦するなと、呪いのように繰り返されてきた教えの結果としてか、実に、徹底している。ちなみに退学届は発効していないので、書類上は休学中の身。現在は剣王家領の一地方の街で、薬師として生計を立てている。

基本が微笑な為気付かれにくいが、本当のところは割と表情に乏しい。感情の起伏は人並み以上にあるのだがそれを表に出すのが苦手なのだとか。その一方で意外と歯に衣着せぬところがあり、結構な毒舌家。 その辺り自覚はあるようで、表向きの人格は繕ったもの。羊の皮を被った狼、を装う羊と云ったところか。

最近になって同居者が二人と一匹、増えたらしい。
基本的には世話好きなので、割とこの状況を楽しんでいる様子。