『死の獣』バルトーゼ

屍姫ローザリア・シルトの愛猫。
冥界生まれの冥界育ち、漆黒の毛並みに真紅の瞳。
悠久には遠いが程長い時を重ね、それなりの力を持つに至る。
とは云え愛玩動物の哀しきか、主により能力に制限を枷され、
その有する力を思う様揮える機会は……恐らくは永遠に訪れないであろう。

黒猫バルトーゼ

黒猫バルトーゼ。
妖獣・魔獣の類ではなく、長く生きているとは云え飽くまで只の猫である。

確かにそれなりの力は有するが、それとて態々抑え置く必要が有る程のものではない。それでも制約される所以は、偏に力を解放した彼の姿が「可愛くない」(主談)故に他ならない。
一方彼と同じく愛玩される立場にある元黒狼の場合は、主の好む外観に変える手段として力の封印を伴う術法が用いられたそうな。どちらもどちらな理由ではあるが。