『シルトの薔薇』ローザリア

王魔グラムシルトの契約者。
彼の王を打ち滅ぼし不老不死を手にした異端の大魔女。
老いること無き屍の意で屍姫と呼称される……と云うのは半ば誤認だったりするのだが。とまれ、斯様な事情により、異端として教会に狙われ、不老不死を得んと目論む王侯、或いはその他組織等から追われる身にある少女。

元々はグラムシルトの庇護の下に在った為戦う術を知らなかったが、王魔が滅びて以降は狙われることもあり、自分の身くらいは守れないと拙いかと、多少程度の魔道の手解きは受けている。素養はあったようだが、基礎無しに実践を学んでいる為練度は今ひとつ。魔力純度のみで熟練の術者とも渡り合える辺り、ある意味魔術師の天敵と云える。

契約(呪い)により身体の成長が無いので鍛錬による向上はあまり期待できず、またそもそもが成長しきっていない段階な為、身体能力は高くない。
専ら後方支援と頭脳戦寄りの適性で、何れにしても単身での戦闘能力はさして高くはない、のだが。

実は屍姫と云う忌み名、割と気に入っていたりする。薔薇だの人形だのと呼ばれてきた為、曲りなりにも一つの人格として認められるのが良いのだとか何とか。一時は名に相応しいようネクロマンシーでも身に付けようとしたこともあったらしいが、適性に合わず諦めたとか。たとえ身に付けられたとしても、彼女が好んで扱う類の術式ではなかろうが。